絵を描くコツ(随時更新)

秘伝の書

精神論

  • 断面の重なりによって奥行きが表現できる。「圧縮」と言い換えても良い。
  • 手前のものを大きく、遠くのものを小さくすることでも奥行きは表現できる。
  • 視線の高さ、対象との距離を意識する。距離が近いと、見下ろしから見上げまで一つの対象に現れる。油断すると見下ろし型になってつまらない絵になりがち。
  • アオリ、俯瞰、正面。全ての鍵は圧縮にある。それぞれに対して断面の重なりが異なる。また当然、見える面が異なる。断面を意識すると色々な視点に対応できる。
  • まず外形を表す単純な形からスタートする。単純な図形で良いので、まず全体のコンセプトをしっかり作る。複雑な形状を描こうとするときは、まず全体の大まかな形を把握して、徐々に細部の情報を付け加えてゆくようにすると上手くいく。
  • 本質は何かと考える。本質が捉えられていれば、少ない線で世界を創り上げることが出来る。人間が絵を見たときに、一度にどれだけの情報を認識出来ているだろうか。細部の細かい色の移り変わりまで見えていないだろう。したがって絵を描く際は、人間が一瞬で認識できるレベルがまず一番大事ということになる。それが本質である。ここ(明暗のレベル、モノの配置、立体的形状)が間違っていると、そこから先をどれだけ精密にやっても意味がなくなる。
  • 闇雲に描くのではなく、原理原則を理解した上で描く。一つ一つのストロークに根拠が見出せるか。
  • とにかくまず描き始めること。紙に線を引けばそれを手がかりに進める。描く前にあれこれ考えても仕方がないことが多い。
  • 画力が最も向上するのは、モチーフを見ないで描いて、答え合わせをする時。独りよがりで描いても、ただモチーフを真似て描くだけよりも経験値が段違いである。
  • 似せて描こうとするより、自分でちゃんと形状を思い浮かべながら描いた方が完成度が高くなる気がする。実物は参考程度で。
  • 結局全ては三次元的オブジェクトであることを理解する。髪も鎧も布も例外はない。
  • 苦手な部分を省略していると、苦手なものはいつまでも苦手なままになってしまう。苦手なもの、かけないものこそ描くべき。描けないその時に調べて描けるようにするのがベスト。
  • 細部に拘ること。なぜなら小さい差が大きな違いを生むから。しかしもちろん細部にこだわれば、時間は長くかかる。そう、時間をかけて丁寧に書くのが絵なのだ。

テクニック

  • 一度塗ってからカラーピックを行い、それでグリグリ塗るのがよい。最初の色は重ねて塗ると重なりが生まれてしまう。そこで塗ったあとにカラーピックをすれば、重ねて塗っても、その色止まりなのでよく塗れる。
  • 下地と陰影をレイヤーに分ける。せっかくデジタルで絵を描いているから、レイヤーを上手く使うのが良い。

顔の描き方

  • (横顔)円を書く。中心線(赤道)を引く。ここが眉になる。中心線から、下に伸ばす、円の下端より少し下まで。ここが顎になる。鼻の先端は眉から顎先の半分になる。目(虹彩)は頭頂部から顎の半分の位置になる。

 

脚の描き方

  • 脚は真っ直ぐでない。脚を真上、あるいは真下から見上げれば分かるが、断面は重なっておらず、ズレている。

メモ書き

  • 陰影は結局立体的な形状に張り付いた要素に過ぎない。皮膚、布地、金属によって光の反射方法は異なるが、それらは表面の立体的な形状と光源の位置に依存している。
  • 形状を表す陰影と質感を表す陰影は多分別物。それらをレイヤーに分けて描いても良いぐらいのはず。