2020年9月

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絵を描くうえで重要と思われる知見をまとめる。(随時更新)

  • 立体的把握が得意な直感というソフトウェアを最大限利用する
  • 考える前に描く。すると大抵は間違っているが、この「間違っている」という感覚が大切。立体的な認識の足掛かりになっている。そしてどうそれを修正したら良いか分かる。直感を利用して修正する。
  • 奥行きを大切にする。
  • 描いているモノの立体的な形状を思い浮かべながら描く
  • 重なりと圧縮をきちんと意識することで見下ろし型視点から自然と脱却できる
  • 初級者が描くポーズが魅力に欠ける原因について。初級者の誤った認識によって殆ど無意識的に間違った方へ誘導されてしまっている。誤った認識は誤った線に導く。逆に言えば、この認識を正しく修正すれば、絵は劇的に上手くなる可能性がある。
    • 初級者は重なりと圧縮を意識できないため、描ける構図の種類が圧倒的に絞られてしまう。逆に、一度重なりと圧縮の重要性に気がつけば、あらゆる構図で絵を描けるようになる。
    • アイレベルを意識する(見下ろし視点からの脱却)
    • 人体のパーツがそれぞれ独立して動くことを認識する
    • 正しく認識するためにパーツの向き付けをする十字を切るのが効果的。
  • 立体的に正しく描くことを意識する。立体的無矛盾性は絵の魅力を考える上で基礎となる部分であって、ここがめちゃくちゃだとどう頑張っても魅力が出ない。
  • ポーズの基本構想をジグザグにする。基本構想の時点で魅力がほぼ決定されているという事実をよく考える必要がある。
  • 描き始める前に身体全体の流れをとる線を描くとよい↓

9/7
今後の絵の練習方針について考えていた。
というのは、6/17からずっと線画ばかりを描いていて、表示にスキルアップには繋がったのだが、やはりそれだけではつまらない、だんだん退屈してきてしまうという問題点がある。どんな効果的な練習であろうが、辛ければ続かないし、それによって練習量が落ちて、結局あまり上達しないということになってしまう。(上達量)=(効率)X(練習量)。
もう少し楽しい練習はないだろうかと模索中である。

写真や動画に対する絵の利点とは何かを考えていた。
究極的な写実性については、写真に太刀打ちはできない。
絵の利点は、おそらく「抽象化」にある。作者が伝えたいことなどといった感覚を、より強調し、他の部分を省略することによって、効果的に伝える事ができる。
写真・動画の限界はその究極的写実性と表裏一体であり、つまり、「あるがままにしか対象を表現出来ない」というところにある。逆に絵は実際にはそうなっていなくても、表現の範囲内で変形をする事が可能である。

絵を描く際に、何を表現したいのか、その表現したいことを最も効果的に伝えるためには何を強調し、何を省略すべきなのかを考える必要がある。

また、「何も見ずに絵が描けること」はそれほど重要なことではないのかもしれない。

要は魅力的な絵が描ければ途中経過はどうでも良いのである。
ただ、線画を練習することは部活でいうところの基礎体力練習のようなもので、辛いけれども必ず糧にはなっている。ただ、基礎練だけやってもつまらないし、やっぱり実戦練習がしたいよねということ。バランス。

9/9
色と陰影をつける技術について(随時更新)

カラーで陰影を付けることを学んでいく中で、最も驚いたことは、光や影は真っ白でも真っ黒でもないということ。光はオレンジや赤といった色を含んでいるし、影は青などの寒色系を含んでいる。

  • 原理原則を理解した上で陰影を付ける事が大切であり、単にモデルを写しとるだけでは自分の実力にはつながらない。
  • 陰影は物体の形状に光が当たって起こるものであるから、まず第一に物体の表面形状を理解している必要がある。
  • 情報を整理する事が大切。何となくで適当に描いても、モデルを見ながら描けばある程度はかけてしまう。根性でどうにかなってしまう。
  • 陰影を細かく描き込む前に、まず絵の中で領域を指定して、そこに最初にトーンを定義しておく事が重要。描き込む最中もそのトーンを崩さないようにする。
  • 色がくすんでしまう事を修正する事が必要。影をつけるときはくすんだ色を塗りたくなるが、それよりも他の色を混ぜる事で影を作ると考えるべき。くすんだ色は「色であることを止めた色」のこと。HSBでいうなら、彩度を失った色。現実の写真からカラーピックして調べると、彩度が低い色は全く使われていない。それでは影はどうなっているかというと、明度が低くなって行く。より正確に言えば、色相が赤に近づいて、明度が低くなる。「色相が赤に近く」というのは青を混ぜていることに等しい。つまり影を表現するとき、彩度を下げて影を表現しようとするのは間違いで、色相と明度を変えることで影を実現する事が重要である。
  • 色をもっと慎重に選び、塗るべき↓

  • 色を整理するというのは、全体の中でそれらを位置づけるということであって、全体を認識して初めて可能になる。
  • 陰影は形を作るものだと考える。陰影そのもので独立したモノと考えるべきではない。独立したモノと考えると、実際の形状と矛盾して、陰影は合っているが形状が間違っているということになる。陰影をつけるときは、その立体的な形状をしっかりと理解しているべきである。

9/10
今日、画力がドカンと上がった気がする。人間の成長は階段関数のようだけれども、絵の成長に関しては、技術力が向上するというよりも、世界に対する認識が変化することによって得られるような気がする。もちろん例えば人体の構造についての理解のように、知識を少しずつためて行くことで段々リアルな人体が描けるようになったりはするが、それらの知識を組み合わせて絵として表現する基本能力は結局、絵を描く人間の認識能力に限界がある。
画力向上の要因は

  1. 線画を直感的に描くようにしたこと
  2. 面の「制圧力」の強さに気がついた

ことにある。線画については、絵の上手い人の作業動画を見ていて、彼らもラフの段階では非常にたくさんの線を描いているから、それなら自分もという感じでやってみた結果、それが非常に書きやすいことに気がついた。今まで描く前に考えていたが、自分の直感に従ってどんどん線を置いて行ってしまった方がずっと書きやすいことに気がついた。

面の「制圧力」については、切り絵が参考になった。タッチや細かいグラデーションをつける以前に、まず面によって画面を構成する、その「構成」と色選択の方が余程重要だということに気がついた。この気付きについては、

この画像の功績が大きい。

9/19
線画を描き始めて丸三ヶ月。今日、急にモノの奥が見えるようになってきた。この奥を見る能力が向上してきたおかげで、とにかく何か線を描けば、それを土台として修正してちゃんとした絵が描けるようになってきた。

9/23

ついに顔の練習を始めた。顔が全く上手く描けないというトラウマからずっと避けていたが、これまでの練習で立体的な形状把握能力がある程度養われたという感覚があるので、チャレンジしてみる。身体の練習と同じで、モデルを見る→自分で描いてみる→フィードバックの繰り返しで練習する。

9/27

顔の構造として、顔面と頭部を区別するべきである。正面から見ると顔面と頭部が一緒くたになっているが、実は正面から見えている外縁部は頭部と捉えるべきモノである。このことを知っていると顔の作りが非常に理解しやすくなる。

9/30

こんな絵が描きたいというのを一枚選んで分析を始めた。ライン・シェイプ・明度を極端にシンプルにしてみた。驚いたのは、目立たせたい要素に向かって、ちゃんと構図を整えていること。川の流れの白を利用して、中央のオブジェクトに向かって収束するラインが引かれている。印象的な絵というのは、2〜3の主要な要素しか持たない。きちんと計画された絵だという事が分かる。そういう絵が描けるようになりたい。
何から手をつけていいか分からないが、やはりまずは先人の優れた作品を真似るところからスタートするべきだろう。

あと、これは認識しておかなければいけないのは、絵は時間をかけて作られるモノだという事。それを手早く描く近道はない。じっくり腰を据えて、丁寧に描く以外にない。

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