2019/03/03 汎用的な技術についての考察

どうやったらこういう絵が描けるようになるんだろうか?

今まで顔の描き方を研究して、なんとなく顔っぽい顔が描けるようになったのだった。(それでもまだまだ満足できるレベルではないけれども……)

しかし上のような絵を見ていると、これ位の絵が描けるようになるためには、とてもじゃないけれども今のように描きたいモノ毎に研究していたのでは時間が足りない。それではどうすればいいかというと、一つ一つの練習をより汎用的な技術に割くべきなのだ。個別の技術を身につけるより、様々なシチュエーション、題材に対して適用できる技術を身につけるほうが効率的だと考えられる。

それでは、絵を描くということについて、より汎用的な技術とは何なのか?

それは結局の所、モノを立体として認識するということだと悟った。

そしてその視点で見ると、今の「顔っぽい顔が描けるようになった」というレベルは、全く満足できるものではなかった。というのは、これはあくまで顔の各パーツの平面的な配置のバランスが取れるようになってきたということに過ぎず、それらのパーツを三次元的に形を把握出来ていないのだ。

それではどうすればモノを立体として把握することが出来るか、あるいはモノを三次元的に把握する習慣をつけることが出来るか。

それは陰影をつけることが最大の練習になる

陰影というのはモノを照らす光に対するその面の角度によって明度が決まるものである。光に対して直角であれば最も明度が高く(=ハイライト)、平行であれば最も明度が低くなる。(もちろん、光に対しての角度の他に、他の物体に光が遮られたりしているとそもそも光が届かないので明度が低くなるという現象などがある。ただし原則論として光に対する面の角度で明度が決まってくると言える。)

したがって陰影を正確につけるためには、その物体の任意の面の光に対する角度が分かっていなければならない。それはつまり、モノを立体的に把握していなければならないということを意味する。だから、陰影がつけられないというのはモノを立体的に理解出来ていないということが大きな要素であるように思う。

汎用的な技術を身につけるための習作。

今まで髪というものの描き方・陰影の付け方が全くといっていいほど分からなかったのが、これを幾つかの面に分解することで、非常に見通しが良くなり、陰影をつけることも簡単になった。立体的な面に分解することで髪が描けるのであれば、他のどんなものであれそれを面に分解して描くことが出来るに違いない。

つまり、対象を三次元的に理解することができれば、どんなモノでも描くことが出来るようになる。つまり、その物体毎に技術を身につける必要はなく、対象を三次元的に把握する能力を向上させれば全体的な技術の底上げになり、非常に効率が良いということになる。

一旦モノを面に分解できてしまえれば、陰影をつけるのはある意味で作業のようなものになってしまう。それは角度によって陰影の明度が自動的に決まってしまうから。物体をより精密に描きたいのであれば、面による分解をより細分化すればいいので、問題ない。

というわけでこれからは、陰影をつける練習をして行きます!

しかしながら、物体を立体的に理解するのは難しい……!

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