2021年7月

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朝活のyoutubeliveはじめました。

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タッチを極限まで消すとどうなるのか実験。ソフトブラシを使って、ペン先を大きくすればタッチは消滅する。ペン先を大きくすれば、その範囲の中でグラデーションがつけられるのだから、範囲が大きければ大きいほど滑らかなグラデーションになる。もしエッジを強調したければ、半径を小さくする。そうすると小さな半径の中でグラデーションが生じるため、そこにエッジが生まれる。
絵の陰影の全てをそうやって形成することによって極力エッジを排除するとどんな絵になるのか試してみたい。

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さらに境界をぼかしてなじませる。
より自然なぼかしを加えるためには、プリセットのソフト円ブラシを使うとよい。これは結構でかい。
よりタッチが残らない方法を選ぶべき。

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陰影を適当につけるのではなく、工程化する。システマチックに、「作業」に落とし込む。17日のように適当に塗りを始めると全体が統一感なく、めちゃくちゃになってしまう。

まずは境界をぼやかさず、それぞれの影の領域をはっきりさせることを目的とする。グラデーションは最後のステップで作ればいい。

1. ベースカラー
2. 1影
3. 光
4. 1.5影
5. ハイライト

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とにかくまず立体的に正しいこと。

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一つの題材について多分最長期間で長く付き合ってる。
・一口に陰影と言っても、そこに色々な種類があって、それ毎に作業することで陰影を工程で作れるようになる。システマチックに。
・リアリティを上げるために色々な要素を付け加えてゆくが、結局の所、最初の三次元的な立体の構成を間違えるとどこまでもだめになる。あとはレイヤー分けを工夫しないと後々修正がめんどくさくなってくる。

細部まで描き込まれていないこの絵が、どうしてこうも魅力的で、リアリティを感じさせるのかは詳しく考察するに値する問題である。

この絵の中で、単色で塗りつぶされている領域が驚くほど少ないということは注目に値する。例えば人物の影を見てみると、影の中でも細かなグラデーションがつけられている。絵が未熟であればあるほど、単色の塗りつぶしの領域の面積は大きい気がする。それは世界に対する解像度が低いからだとも言える。

少し前から、人間の顔を描くことに悪戦苦闘していた。うまく行かないときは色々とこねくり回して考えてしまいがちだが、真理は結構単純だったりする。顔の場合、色と形を正確に再現するということ以上でも以下でもない。特に陰影については、陰影それ自体を目的にしないで三次元的な形を正確に再現することを目標するするべきである。良い絵を描くには形と丁寧に向き合うしかない。近道はない。

この絵はうまい!と思う絵は、ひと目で分かる。基本的に人間は絵の価値をひと目で判断する。細部の細かい描写まで見ていない。まず印象値が何より重要であり、印象値は複雑なものからではなく、単純な図形の組み合わせで十分表現できる。そして、この印象値が低いとその後で何を足そうが絵の魅力が上がることはない。だから絵を描くときは常に絵全体が持つ印象値を意識すべきである。

印象値をできるだけ正確に評価するために、絵はズームせずできるだけ全体が映るようにしながら描くのがよい。ズームするのは最後の仕上げ時のみと心得る。

自分が目立たせたいもの、魅力を伝えたいものが、印象としてどうしたら目立つか、魅力的になるかを常に考え続ける。大抵の場合、その答えは細部にあるのではなく、全体の構成等、より大きな部分からくる印象値に左右されている。部分ではなく、全体で勝負する。

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