人間が世界を解釈する時に陥りがちな失敗を避けるための啓蒙活動。
第1章 分断本能
人間は物事を二つに分けて考える。賛成と反対、持つものと持たぬもの、正と負。
しかし殆どの物事は両極端の間に無限のグラデーションがあることを覚悟しておく。
本の中では2つに分割するのではなく、より滑らかに、4つに分割することを提案している。
ソクラテスも「中庸」の大切さを説いている。
人間は存在しない概念があたかも存在するかのように扱うことが出来る。
それが良いこともあれば、認知の歪みを生み出す原因ともなる。
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