遠近法の解説

遠近法は結局のところ、三次元の物体を二次元の紙にどうやって写しとるか、という方法を述べている。

一つの方法は、適当に配置した物体を、プレス機で上から一様に紙面へ押しつぶして、最後に紙面に残った形を見るもの。これは不等角投影図と呼ばれる。建築学ではこの方法が採用されるのは、物体と描かれたものの数学的関係性が単純で済むからだと思われる。(いわゆる遠近法だと、見た目はいいが、数学的関係性は非常に複雑になるはず。)

この方法の特筆すべき点は、観測者が想定されていないことである。「誰か」の視点を想定していない。

Axonometric projection - Wikipedia

一方、遠近法というのは、誰かの視点を想定する。そして、視点と物体を結び、それが紙面と交わった交点の集合が像となる。遠近法は単にこれだけの話で、何も複雑なことはない。

一点透視図法とか二点、三点というのは、描く対象をどう配置するかという違いでしかない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました