顔を描くとき、全てが重要なのではなく、幾つかの点の配置が特に重要である。その点、あるいは線を配置することで全体のイメージが想起されるような要素のことを、アンカーポイントと呼ぶことにする。
例えば目を描くとき、目の輪郭を全て線で描いてしまうと、仮にそれが形状として正しい輪郭を捉えていたとしても、絵全体としては不自然な印象となってしまう。そういう時は、目の形状を想起させるようなアンカーポイントを設定する。これによって「描かずに描く」ことになる。
こうして、上手く自分の想像力という補完能力を上手く使うことが大切である。
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