印象を捉えることが大切

絵を見た瞬間の印象値を上げることに集中せよ

絵を描く上で印象を表現することが最も大切なことである。

それも、その絵を見た瞬間の印象である。

自分がその絵を見る鑑賞者の立場に立って考えてみよう。平凡な印象だが、見ていくうちに評価が「素晴らしい」に変わることはそうそうない。

見た瞬間の印象をいかに上げられるかを、最も集中して考えなければならない。

絵を描いていくうちに細部に囚われて印象値は下がると思え

絵というのは様々な要素から成り立っている。例えば顔の絵を考えてみると、目や鼻、口といった個々のパーツがある。しかし、それらのパーツが適切な配置をされていなければ、福笑いになってしまう。

重要なのは個々のパーツよりもそれらがどのように配置されているかである。

したがって絵を描く時に最も重要なことは、絵全体を眺めて、それが魅力的かどうか考え続けることである。細部の完成度よりも、絵の与える印象の方が遥かに重要である。

自分が表現したい、描きたいと思った印象が、果たして自分が現在描いている絵で表現ができているのかと問い続けることが大切である。

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