今まで色をつけて描いた絵の中で一番上手く描けた気がする。(細かく見ていくと形はまだまだ十分に取れていないけれど・・・)
学び:
- 自分で形を想像してそれを描くようにすること
- 効果的な色を多くの種類使うことで、質感が出てくる。
- 大胆に描く
- まず大きな面を塗ってから、後でそれをごりごり削っていて形を作る
- 複雑な曲面で丁寧なグラデーションが必要になる場合は、「色混ぜ」を使うと良い
模写だから基本的にはモデルをそのまま描くのだけれども、それを一度自分なりに解釈して、頭の中で想像した形を描くと考えると、ただ見たままを真似して描くよりも、非常に勉強になる。また、描きながらモデルを見るのでなく、絵を見れるから、バランスを上手く取ることができる。(モデルばかりを見て描いていたら、肝心の絵の方のバランスが疎かになってしまうということが防げる。)形を描いたり、陰影を付けたりするときに、なんの想像もしていないとただ漫然と描くだけになってしまう。それが形を理解して、それを想像しながら描くと、下地を塗るときにもよりリアルな形で描くことが出来るから、描くスピードや正確性が大きく向上する。
単一の色ばかりを使うのではなく、色相環の中で色々な位置にある色を使ってゆく。影は青とか、赤・オレンジ・黄色等など。色を適当に使うと絵がぐちゃぐちゃになってしまうけれど、効果的な組み合わせを使うと調和が生まれていい絵になる。
絵を描くことに慣れてきたからなのか、形をとったり、陰影をつけるということの感覚が掴めてきた。それによって自信を持って絵を描くことが出来るようになってきた。自信が無いときは、陰影が浅くなったり、色使いが平坦になったりしてしまう。自身がある程度あると、一筆目から濃い陰影や、大胆な色を使うことが出来るから絵のリアリティが自ずと増してくる。一つのモデルの中にも、非常に多様な陰影の強弱と、複雑な色が使わているということだ。分かっているけれど、なかなか自信がないとそれが表現できないものだ。
おっぱいの谷間など、面で構成しづらい純粋な曲面の場合、グラデーションを丁寧に付けるためには「色混ぜ」を使うとわりと上手く行く。
↓描く流れ
- モチーフの魅力がどこにあるのか考える。(形状・色・質感・光の具合など)
- 描こうとするものの形を想像してから描き始める
- 一つの形を作るとき、なるべく大胆に面を塗ること、なるべく大胆に色を塗る
- 大きめ、強めに塗った面を「削って」形を実際に近づけてゆく
まずい流れの予兆=ちまちまと細かい部分を細かいまま描こうとしている時。
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