人間の可視領域に足跡を残す意識

絵を描き始めて1年目位で「情報量を保存する」という考え方を発見して、モノの見方がガラリと変わった。それはまさにコペルニクス的転回だった。それで今日、また新しい転換点を迎えたように思う。それは「人間の可視領域で描く」という方法論である。

情報量を保存するように今まで描いていたが、全ての情報に重要性があるわけではないということである。モデルの全ての情報を盛り込んでも、人間の可視領域から漏れている情報についはほとんど効果がない。

そこで、それらの情報の中から人間の可視領域に残る物だけを抽出してやる。これは絵を効率的に描くことを可能にするし、絵の魅力を上げるためにも役に立つ。

昨日から話題になっている、明暗のレンジを広くとるということの言い換えであると言っても良さそう。

後は、モデルに忠実に描こうとしないで、自分の中のイメージで描くこと。

モデルを見る→その通りに描こうとタッチを入れる→モデルを見る→・・・

というサイクルよりも

モデルを見る→その通りに描こうとタッチを入れる→全体を見て自分の理想と合っているか確認する→理想に近づけるようにタッチを入れる→・・・

デッサンが上手くなりたいのではなくて、絵が上手くなりたいのだから、モデルに忠実である必要はそこまでないし、モデルに忠実に描くので合っても自分の中のイメージで描いた方が効率的に描ける。

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