コンセプトアートっぽい何かを描き始めて数日。特に岩場の絵を描いた後から、何となく絵を描く難易度が下がってきた気がしている。今までは、顔しか描けない、顔以外は描くための方法が全く思いつかないという状態で、それだから顔以外のものを描く難易度がめちゃくちゃ高い気がしていた。
しかし、岩場を描いてみて次の事実に気がついた:
この世界の物体は、基本的に平面と曲面を要素として構成されている。
さらに、今まで人の顔を描いていて平面と曲面をどうやって描けば良いのかが、大体分かってきた。平面は「塗り潰し」のペンで描けばいいし、曲面は「濃淡」のペンで描けば良い。
要素それ自体は描けるわけだから、次の問題は、それらの要素間の相対的な位置を正確に再現することである。これはいわゆる「形を取る」という技術に相当するわけだ。
平面と曲面が正確に描けるようになれば、あとは形を正確に取ることで絵を描くことができる。このように絵を描くことを要素に分解して考えると、難易度が下がった気がする理由も分かってくる。
あるモノを描く時にそれを平面と曲面に分解してみれば、あとはそれを組み合わせるだけで良い。だから平面と曲面が描ければあとは何でも描ける。
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