形を理解して描こうと思っていたが、それよりも頭の中の漠然としたイメージを具現化できるような線や形をどんどん描きまくる。とにかく数をこなして、人間特有の形状を覚えてゆく。イメージで描いてから答え合わせをするというのが良い。
- 人間の体には特有のリズムがある。いわゆるコントラポストのようなモノ。想像で描く場合、このリズムが取れていないと、絵がものすごく硬直してしまう。そのためにどうするか。
- まずは全体のリズムを取ることを最初にする。
- もう一つは人間の身体の起伏を理解しておく。
- 人間の身体はポーズによって圧縮が入る。腕を突き出したポーズを正面から見た場合、その外形を決めるのは断面で最も膨らんでいる部分。基本は断面を理解すること。断面の中で最も太い部分が外形を決定する。
圧縮された立体的な絵を描くのが楽しくなってきた。描けるようになってきたから。
一つ重要なのは、あまり考えないで、直感の赴くまま線を描くということ。とにかく線を描かないと始まらない。想像力を上手く刺激するような「補助線」を狙って描くと良い。何が立体性を生み出すのか考えながら描くべし描くべし。
結局こういう言語化も考えていることになるというのがジレンマ。
想像で描いて答え合わせということを繰り返していると、だんだん
あー、ココをこう描くとダメなんだよなあー
というのが分かってくる。そして逆に
あー、ココをこう描くと上手く見えるんだよなー
というのも分かってくる。
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