光と影の二色だけで描いてみた。「描かないで描く」ことの実践。光の方向を決めて、後は純粋に幾何学的に描ける。
光か影か、明確な線引きをしましょう!
初心者ほど「少し光が当たっている」「少し影っている」という言葉をよく使います。
明暗境界線を判断するのが面倒臭いため、無意識に自分の曖昧さを許容しようとするのです。
結果、不要なハーフトーンが多く光を感じない絵になります。#背景美術 #描きかた pic.twitter.com/v35gx342Qq— 増山修/インスパイアード MASUYAMA Osamu /INSPIRED Inc. (@MasuyamaOsamu) April 19, 2020
陰影で描く勉強からスタートした際に生まれやすいのは、”すべての物に立体感を付けなければ落ち着かない病”。
もしなってしまったら、暗い部分を塗りつぶしてみたり、明るいところを白とびさせてみましょう。
情報を少なくする部分を作ることで画面にメリハリが生まれます。— 増山修/インスパイアード MASUYAMA Osamu /INSPIRED Inc. (@MasuyamaOsamu) May 11, 2020
まさにここに陥っていたので非常に救われた。何度引用してもし足りないほどの重要性があるツイート。
絵を描くとき、無からいきなり描き始めるのは難しいから、描いていく中で「とっかかり」を上手く作るのが強いと思うのだけれど、その「とっかかり」を作る上で明暗境界線を意識して、稜線を作り出すという方法論が使えるのではないかという気がしてきた。
輪郭というのは二次元的な凹凸は表現できるのだけれど、奥行きを表現する事が難しい。例えば顔を正面から描いているとき、眼窩の窪みを輪郭だけで表現することは難しい。そこで陰影を用いることで、前後方向の凹凸を表現できるので良い。左右は輪郭線で、前後は陰影で捉える事ができる。
顔の描き方について思うのは、パーツ毎の配置を覚えて、後は個性の分だけ修正するということ。
計算に苦労していた子供に100マス計算をさせてみた。
すると徐々に一桁同士の計算に慣れてすぐに100の位の足し算が出来るようになった…
いきなり100の位、もっと複雑な絵を描こうとしてませんか?
見て描くや超単純な比率が崩れては絵は成立しません。
基礎あってはじめて複雑な絵が描けます pic.twitter.com/GzSCv9ALh6— アニメ私塾 (@animesijyuku) May 27, 2020
基本を学ぶ事が大切という事なので、今度からいきなり難しいポーズから描くのでは無く、最も簡単なポーズから初めて見ることにする。
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