昨日の記事で不透明度を操作して陰影を描くのが良いということを描いたが、それはどうやら小さなことだったらしい。
それよりももっと、決定的に重要なのは、
恐れずに描くこと。
また、常に全体的な効果を意識して描くこと。
部分に囚われるとどうしても絶対的な評価に陥りやすい。つまり「こんな濃い色を使ってもいいのだろうか」「こんな大胆に広い面積を塗り潰してもいいのだろうか?」という思考になりやすい。しかし絵を遠くから見るようにすれば、それら色や面積は全体の中での役割になり、相対的な意味で捉えられる。こうすると単体では濃く見えた色も、広すぎるように思えた面積も、全体の中ではちょうど良いアクセントだったり、面を構成することに気が付く。
恐れずに、大胆に色を乗せることで、結果的にずっとよく存在感を書き出す事ができる。
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