この本を買って大分大きなヒントをもらえた。
・全体を見ながら描く。全体を見るともなく見る。周辺視野を使って全体をぼんやり見る。そうすると全体のバランスを意識しながら描く事ができる。全体は部分に勝る。
・直感的に描いた線に対して「良い」「悪い」が分かる場合がある。この直感というソフトウェアはかなり高性能なのだが、それには動作条件がある。大事なのはその発動条件、トリガーとなる補助線を上手く引く事である。それがリズム曲線、中心線や底部境界線などである。描く対象を上手く立体的に直感が捉えられるように、その「きっかけ」を与えてやる事が大切である。
・圧縮遠近法は圧縮が本義というより、モノの「重なり」が本質であるように思える。モノを重ねることで結果的に圧縮されることになるから。
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